ヴェガアジアDFの試打レビューはこちら
今回はエクシオンさんの
ヴェガアジアDFを試打
しました!
「評価」
フォア面・柔らかくて使いやすいが物足りない
バック面・おさまりもよくブロックもしやすいがボールがまだ直線的
「メリット・よいところ」
とにかく使いやすい。
ヴェガアジアやヨーロッパの性能を純粋に上げたラバーです。
DFとはダイナミクスフリクョンシの略称でありディフェンスの略ではないので攻撃用ラバーです。
ディフェンス用は「DEF」という名称で別途あります。
ダイナミクスフリクョンシとは?要するに食い込みやすくなって球持ちがよくなり回転がかかるようになったってことです。
ただし、アジアという名称だから硬いラバーと思いきや通常のヴェガヨーロッパと同じくらいの硬さです。アジアを進化させたというよりヨーロッパを進化させた感じです。ちなみにヨーロッパDFも触りましたがふにゃふにゃでおそらく使い物にならないと思います(なぜ出した?)
飛距離と回転のほかに進化した点は「弧線」が若干出るようになりました。
※あくまで若干です。
なのでドライブやミートした際「ネットミスかな?」と思ったボールが入ってくれて、「オーバーかな?」と思ったボールが入ってくれたりします。
若干のオートマ感(なんか勝手に台に入る)もあるので試合の時に違いが出ると思います。
後日「ヴェガツアー」の試打レビューも出しますが「ヴェガツアー」より食い込みと球持ちはいいと思います。
フォアならループ主体の選手
バックはチキータやブロックもやりやすいので万能系です。
「デメリット・よくないところ」
若干弧線を描くとはいえまだまだ直線的は部類です。
じぶんがファスタークG1使用時に感じるような「打った瞬間に球が上に上がる」感覚はないです。そのためブロックする際は角度を下気味にしてしまうとネットにひっかかることが多いです。
またボールの質(速さや回転、重さ)は普通のヴェガアジア・ヨーロッパによりましになったとはいえ強いドライブに対して打ち負けずにやり返せるようなラバーではないです。
なので「試合で1,2回戦は勝てるようになってきた。ドライブが打てるようになってきた」くらいの状態の選手が次のステップに進むには良いラバーですが
市大会で上位、県大会で上位を狙うには威力不足になってくると思うので
市でベスト8に入れるようになってきたら「次のラバー」を考えたほうが良いかもしれません。
私本人はこのラバーは使いませんが。実は中学生を教えてまして、「チキータやバックドライブ」がそろそろできそうな生徒のバック面に進めようかと思ってます。