エボリューションMX-P 50°の特徴は「ぶっ飛びカチカチラバー」 試打レビュー
本日は
エボリューション mx-p 50°の試打
をしていきたいと思います!!
エボリューションってどんなラバー?
多くの人はそこからだと思います?
エボリューションとは?
「TIBHAR(ティバー)」という卓球メーカーさんが
出されている
ドイツ系テンションラバー
です。
メーカー公式サイトによれば
総勢40名以上の開発者が長い年月をかけて
完成させた
「耐久性」と「グリップ力」を追求した
最高級ラバー
という事です。
いっちゃあなんですが
ありきたりな内容かなーと思います。
今時どこも「耐久力」と「グリップ力」が
高いと謳うところばかりなので
他とどう違うのかがいまいち伝わらないなー
と思います。
まあ結局打たないとわかんないという話ですね。
エボリューションというラバーはシリーズがいくつかありまして
エボリューションMX-P 50の他にも
エボリューションMX-P
エボリューションMX-S
エボリューションEL-P
エボリューションEL-S
エボリューションFX-S
エボリューションFX-P
の計7種類が存在します。
上から順にラバーが硬い順だと思っていただければ
(一番下のFX-Pだけ初心者向けで硬度が違います)
エボリューションMX-P 50はその名の通り硬度50度
エボリューションMX-Pは 47.5度
といった感じですね
私のおすすめとしては
フォアラバーにおすすめなのが
エボリューションMX-P 50か
エボリューションMX-P
バックラバーにおすすめなのが
エボリューションEL-P
エボリューションEL-S
あたりかなーと思います。
前置きが長くなりましたが早速試打していきます!
まずもって思った感想が
「若干重い」
キョウヒョウ等の粘着系ラバーほどの重さはないのですが
一般的なドイツ系ラバーの中では
重い方です。
なのでバックラバーの調整が必要かなーと思います。(軽いラバーにする、厚さを変える等)
≪フォア打ち≫
カンカンと勝手に飛んでいく感じが強いです
ただ、飛んでいくけど、弧線は若干描くので
台の中には納まる(結構深い位置で)
≪フォアドライブ≫
テナジーに比べると回転はかけにくい印象です
(腕が足りない説あり)
しかしテナジーと同じような打ち方で入りますので
調整する必要はなく
フルと勝手にスピード系ドライブになるような印象です
≪対下回転打ち≫
ドイツ系ラバーだなーという感じです。
テナジーほど勝手に球が上がる感覚は少ないので
自分でしっかりスイングする必要があります
(普段ドイツ系を使っているなら問題ない、逆に打ちやすいですが
テナジー愛用者からするといつもより上に振る必要があったそうです)
≪バックハンド≫
カッチカチですし食い込まないので
バックハンドで使うにはかなり上級者出ないと厳しいと思います。
≪台上処理≫
ストップ、ツッツキはちょっとやりずらいです
払いや流し系の技術はやりやすいので
自分が普段どういうスタイルかで評価が分かれると思います。
個人的には卓球は台上処理が重要だと思ってますので
台上はストップやツッツキ主戦の方だと
勝手に飛んでいくので扱いずらいかもしれません
逆に払いや流しはやりやすいです。
チキータは全然食い込まないのでやりづらいです。
≪総評≫
基本硬いラバーなので使いこなすには腕がいります
私の場合フォアでちゃんとスイングで来たときはしっかり食い込んで
めちゃくちゃいいボールが出ましたが
バックハンドや詰まったときのとっさの対応時は勝手に飛んでいく感じです
ただ、勝手に飛んでいきますが弧線は出ますので割と台の中には納まるので
入るは入りますね
≪エボリューションMX-P 50°が向いている人≫
ちゃんとスイングできる人、上級者
ミート主戦の人
≪エボリューションMX-P 50°が向いていない人≫
勝手に食い込むラバーが好きな人(食い込ませることはできますが手動操作になります)
中級者以下
県大会でベスト16くらいの実力なら多分扱えますが
それ以下だと食い込ませれなくてストレスがかかるかもしれません
そういった場合は無理せず
硬度を落としたラバーを使いましょう!!
(トップ選手が硬いのを使っているので真似したい気持ちはわかりますが)
勝ちたいならしっかり自分の実力と向き合って
見合った硬度のラバーを選びましょう
以上
皆さまのラバー選びの参考になれば幸いです
今回:筆者の用具変更はありませんでした!!