テナジーの種類とそれぞれの違い(寿命、硬度、重さ、値段等を比較していきたいと思います)
今日は
テナジーの種類とそれぞれの特徴、違い
を徹底解説していきたいと思います!!
≪テナジーの種類は現在10種類≫
テナジー05
テナジー05ハード
テナジー05FX
テナジー 80
テナジー 80FX
テナジー25
テナジー25FX
テナジー64
テナジー64FX
2021年新商品のテナジー19
これだけの種類があります!!
ではこれらのテナジーがどう違うのか?
徹底比較、徹底解説していきたいと思います。
ヴィクタスさんのVシリーズや
スティガさんのDNA等
多くの場合
名前が一緒だとスポンジ硬度が違うだけ
ってことが多いですが
テナジーの場合は全くの別物です!
なので戦型や好みによって選ぶテナジーが大きく変わってきますので
注意が必要です。
ただ、共通していることが1点
オートマラバーってことです!
普通のラバーって
自分で頑張ってスイングしたらいい球が言って
そうでないとしょぼい球が出る
っていうのが当たり前ですが
テナジーの場合は
ちゃんとスイングしなくても
ある程度回転がかかっていい球が飛んでいきます
(魔法でもかかっとるんかと思うくらい違います)
テナジー05なんか2008年にできて
技術の進歩が目覚ましいこの時代に
それがまだ売れてて世界のトッププレイヤーも使ってるって
それが理由です。
残念ながらテナジー以外未だ
テナジーほどのオートマラバーが登場しておりません
(近いのはあるにはある)
ちなみにテナジーの後に続いている2桁の数字は開発番号らしく
テナジー05だったら5番目に作られたテナジー
って意味です。
そして数字の後に「FX」「HARD]って入ってるものがありますが
これがヴィクタスさんでいうところの
「エキストラ」「スティフ」「リンバー」みたいなもので
スポンジ硬度を表しています
HARDが一番硬く、何も書いていないのが中間でFXが柔らかいって感じです。
まあスポンジが違うだけで後は好みです
(スポンジ硬度の違いによる違いや選び方は後日解説)
なのでFXとHARDの違いは今回割愛して
テナジー05
テナジー 80
テナジー25
テナジー64
2021年新商品のテナジー19
の5種類の徹底比較をメインにしていこうと思います!!
≪テナジー05の特徴≫
これが一番使いやすくいと思います。
回転重視のラバーで
高い弧線が勝手に出て安定感のあるラバーです!!
≪テナジー80の特徴≫
回転とスピードが両方ともテナジーシリーズの中では中間に位置しているラバーで
弧線はテナジー05より低く
その分スピードが出る感じです。
フォアがテナジー05でバックがテナジー80って選手も多いですね
≪テナジー25の特徴≫
スピード重視のラバーです!
弧線はあまり出ないもののスピードが出やすいラバーで
台上のフリックやスマッシュ、スピードドライブなど
前陣で早いピッチで相手を攻めていく
選手に向いているようなイメージです
女子のフォアハンドや
男子のバックハンド(バックパンパン系の男子)
に向いているかと思います。
≪テナジー64の特徴≫
超スピード重視のラバーです!
弧線はあまり出ないので
前陣、中陣から一撃必殺の
パワードライブをガンガン振りたい選手や
カウンター狙いの選手おすすめです。
打球時の音もめちゃめちゃいいので気持ちいですね
シートがテナジーの中では柔らかくてボールタッチもやりやすいので
バックハンドにも良いと思います。
≪テナジー19の特徴≫
これはまだ発売前なのでおそらくですが
テナジー05よりも高い弧線が出るという事なので
テナジーシリーズの中では安定性重視のラバーになるのではないかと思います
但し、メーカー公式HPによると
スピードドライブが打ちやすいと書いてあるので
私はこれで???
になってしまいました。
私の中で
弧線が高い=台に届くまでの距離(時間)が伸びるので
スピードは遅くなる
というイメージがあったので
回転なの?
スピード系なの?
どっち?
ってなってます。
テナジー19は又詳しいことがお知らせしますね!
≪テナジーシリーズの細かい違い≫
≪テナジーシリーズ スポンジ硬度の違い≫
上から硬い順です
テナジー05ハード スポンジ硬度43度
テナジー05 スポンジ硬度36度
テナジー64 スポンジ硬度36度
テナジー80 スポンジ硬度36度
テナジー25 スポンジ硬度36度
テナジー19 スポンジ硬度36度
テナジー05FX スポンジ硬度32度
テナジー64FX スポンジ硬度32度
テナジー80FX スポンジ硬度32度
テナジー25FX スポンジ硬度32度
※硬度が同じものがありますが塩ちゃんの感覚で硬いなーというものが上にしてあります。
※テナジー19はわからんので下
※スポンジ硬度は統一の基準がないそうです
ファスタークやV15等のドイツラバー硬度より10度バタフライの硬度が低いらしいので
テナジー05ハードはドイツ硬度53度相当
テナジー05はドイツ硬度46度相当
だと思ってもらえたらと思います。
≪テナジーシリーズ 重さの違い≫
上から重い順です
テナジー05ハード
テナジー05
テナジー64
テナジー80
テナジー25
テナジー05FX
テナジー64FX
テナジー80FX
テナジー25FX
基本的にはスポンジ硬度と一緒ですね
スポンジが硬い=詰まってるので重い
スポンジが柔らかい=スカスカなので軽い
みたいな感じです。
HARDがチョコレートケーキ
FXがシフォンケーキ
普通のがカステラ
みたいな感じだと思えばいいと思います(笑)
※実際に1枚ずつ図ったわけではなく塩ちゃんの持った感想です。
※ラバーには個体差があるので物によっては重くなったり軽くなったりします。
≪テナジーシリーズ 寿命の違い≫
寿命については私の感覚ではほとんど変わりがなく全テナジーシリーズ共通ですが
大体2週間くらいでピークが過ぎてその後徐々に性能ダウン
1ヶ月後くらいにはシートの引っかかりがかなり落ちて
替え時かなーと思います。
ただし、スポンジが素晴らしいのか
1ヶ月経っても威力は下がりますが全然ボール自体は入ります
(新品の状態を忘れてしまえば1年使えるw)
なので本格的に選手として全国大会目指しているような人は
1ヶ月に1回で買えないといけないかなーと思いますが
そうでない人は半年~1年使ってもアリな気はします。
≪テナジーシリーズ 値段の違い≫
メーカー公式HPでは全部オープン価格なので値段がわかりませんが
値段は全ラバー一緒です。
販売店さんによって価格が異なりますが
6,500~8,000円くらいになると思います。
人気、高性能なだけあってラバーの中ではかなり高価な部類です。
≪テナジーに合うラケット≫
合わないラケットに当たったことが無いのですが
個人的に特に良いと思ったのは
合板ならアコースティック
インナーカーボンなら張本ZLC
アウターカーボンなら水谷隼ZLC
ですね
※あくまで個人的な意見です。
≪テナジーの組み合わせおすすめ≫
ラケットの組み合わせは上記の通りですが
回転重視なら
フォアテナジー05
バックテナジー80
パワードライブ狙いなら
フォアテナジー64
バックテナジー25
前陣速攻型なら
両面テナジー25
かなと思います。
≪テナジーに似てるラバー≫
テナジー05に似てるラバー
ロゼナ、スーパーヴェンタス、ターゲットプロ
テナジー80に似てるラバー
ロゼナ、エボリューションMXP
テナジー64に似てるラバー
ブルーストームZ1ターボ
テナジー25に似てるラバー
ブルーストームZ1ターボ
という感じです。
如何でしたか?
皆様のテナジー選びの参考になれば幸いです。
※当記事のテナジーの各種比較は
筆者が打った感想、持った感想等
個人的な意見を記事にしています。
実際に数値を確認したり実験したり測ったりはしておりませんので
メーカー公式HPの情報等とは異なる場合があります。